帰還せよ 北東の国原付の旅⑧ 新潟の「実家」・二王子岳

新潟へ

2020.9.18

道の駅朝日から新潟市まで進む。移動距離60㎞くらいなのでゆっくり走ろう。

雨がジャンジャン降っている。せっかくの日本海ツーリングなのに残念だ。

途中村上市で休憩する。港の直売センターのような場所があったので立ち寄ってみた。観光らしく海鮮丼を食べてみる。うまかった。

ふと思い立って新潟出身の先輩に連絡を取ってみた。今は東京で働いている。
「○○(先輩)さんちの近く通るんで××(犬の名前)に挨拶しに寄りますね!」
と送ったら、「今母ちゃんしかおらんけど顔出したら晩飯くらい食べさせてもらえると思うよ!」と返ってきた。

実はこの2年前、この先輩とママチャリで富山から北海道まで行く、という旅行をした際に一度立ち寄らせてもらったことがあったのだ。新潟実家のあまりの快適さに旅を断念し、周囲には富山から新潟までママチャリ漕いだんぜ!すげかろ!!と北海道を頭から消し去った発言を繰り返すはめになった。

だから母ちゃん一人でも大丈夫なのだ。挨拶に行こう。そしてあわよくば………飯……!!
手土産を持ち(ワンちゃんには鶏むね肉)、ピンポンを押した。どこまでも顔が厚い。

明るく出迎えていただいた上にお風呂まで勧められて雨で冷えた体を温めた。今日はどこまで行くの?と尋ねられたので市内のネカフェでも泊まろうと思っています、と言うと泊まっていく?明日から○○(先輩)帰ってくるし、と言っていただいた。

どうやら世間は三連休を控えた金曜日だったらしい。先輩に会ってから出発しても遅くなかろう。泊めていただくことにした。わんちゃんかわいい。

さらりと夕食が準備されている。お母様はとても料理がお上手で、お世辞抜きに店があれば通うおいしさのものをたくさん作ってくださる。キッチンのカウンター越しにつぎからつぎへと手の込んだ料理が出されてこちらも追いつかない。わんちゃんかわいい。

家族のために用意していたであろうイクラ、高級フルーツ、酒はことごとく私のおなかに吸い込まれていく。わんちゃんかわいい。

そうこうしているとお父様が帰宅。三連休に久しぶりに家族がそろうのだそう。完全に水を差している。わんちゃんかわいい。

久しぶり!と留守中勝手に押し掛けたにもかかわらず明るく受け入れていただいた。そこからは晩酌だ。2年ぶりにお会いしたし、私たちの活動に興味をもっていただいているためいろいろ話を来てくださる。相変わらず優しいご両親だ。わんちゃんはかわいい。

先輩の部屋に布団を敷いてもらい、久しぶりにふかふか布団で就寝した。

翌日、9/19昼頃東京から先輩が帰ってくるということでご家族と一緒にお迎えに向かった。

彼、すっかり社会人になっていた。なんだか落ち着いたおしゃれをしていた。大学時代はあんなに一緒に遊んだのに。トカラ列島にも全国各地登山にも伊勢無人島にもママチャリツーリングにも汚ねえ格好して一緒に出掛けたのに。少し寂しかった。

と言いつつ久しぶりに会えば楽しいわけで、新潟名物ソースカツ丼をごちそうになり帰宅した。

そしてこそっと耳打ちした。「○○さん、山行きたいでしょ。」

かくしてナイトハイクに出かけることになったのだ。いくらくつろいでいても我々は自然に呼ばれる。

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