帰還せよ 北東の国原付の旅⑦ 鳥海山・月山・鳥海山

鳥海山 2

2020.9.17

道の駅から晴れた鳥海山が良く見える。雲をかぶる前に登らなければ。カブを飛ばす。二度目のブルーライン、もちろんスピードは出ない。

7時に登山口に到着した。いそいそと登り始める。山荘の管理人さんも今日は戻ってきているはずだ。下りたら一昨日のお礼を言いに行こう。

綺麗に晴れている。こんなに景色の素晴らしい山だったのか。風が吹いて草がそよぐ秋の陽気。

8時には御浜小屋に到着した。

小屋から少し上がると鳥海湖があった。山頂も遠くに見えている。申し分ない天気だ。

鳥海湖
奥に山頂
こう見ると遠い

ウキウキしながら再び歩き始めた。扇子森を通過し稜線を歩き始めたところで風が強くなった。

山形側からの嫌な雲

もう5分くらいの出来事だったと思う。雲が現れ視界がなくなった。さっきまでの青空が嘘のようにあたりが暗くなった。

風の強さからして回復の見込みはない。帰ろう。晴れた鳥海を見に来たのに曇りでは意味がない。一昨日登っておいてよかった。

中途半端な場所で引き返したがあまり後悔はしていない。

鉾立山荘を訪ねた。おじさんは温かく迎え入れてくれてお礼を言うことができた。しばらくすると友人のような方が来ておしゃべりが始まった。驚愕。方言が全く聞き取れない。

私に気を遣ってわかりやすいように話してくれていたんだと今更ながら理解した。内容は、高速建設のための立ち退きがあったがあと50mずれていたらうちも立ち退き料がもらえたのに、というものだったはずだが確かではない。

お昼になったのでそろそろお暇しようとすると、ご飯食べていきなと引き留められた。管理人室私物と思われる袋ラーメンと赤飯を引っ張り出してくれたのでありがたく頂いた。

これは私の推測に過ぎないのだが、どうやら小屋番はかなり退屈であるらしい。日帰りできる山の駐車場にあるため宿泊客もまばら。市からの委託で管理を任されている身なので山にも滅多に入らないらしい。3人の管理人さんで1泊ずつ交代で番をしているとのこと。

いいところにガキンチョが現れたわけだ。おじちゃんは話し相手を手に入れ私は地元話をたくさん聞けてお昼までごちそうになれたのだ。ウィンウィンのお手本だ。

今日の朝下界から戻ってきたときに私のカブを発見し、お土産屋さんのおばちゃんに「一昨日泊まりに来た子が戻ってきてる!僕に会いに来たんじゃない?」と嬉しそうに話していたそうだ。

相思相愛で安心した。

さみしいがそろそろ出ないと明日もある。12時半に鉾立登山口を出発した。県境を越えて新潟まで行こう。ブルーラインを下ってすぐの道の駅で梨とイチジクを買って食べた。手をべとべとにして食べた。秋の味、うますぎた。

さいなら山形。道の駅朝日まで来た。新潟県だ。朝日連峰のふもとだ。道の駅の隣に食道があったので久しぶりに酒を飲んだ。うめーーーーーー。

コメント

タイトルとURLをコピーしました