帰還せよ 北東の国原付の旅⑥ 秋田へ渡る

鳥海山のふもとまで

2020.9.14

久しぶりにゆっくり休んだ。目指すは鳥海山である。ふもとまで行って明日の様子を見て行けたら登ろう。

なんだかデジャヴのような思考だが今回は大丈夫なはずだ。鳥海山の鉾立登山口にはビジターセンターと山荘があるらしい。軒先で野宿させてもらおう。

日本海と遠くに見える雨の柱。映えない天気

鳥海ブルーラインに入って山を目指す。相も変わらずスピードが出ない。さらに雨で路面がぬれている。こわいこわい。

ビジターセンター兼お土産屋さん兼食堂に客の姿はほとんどなかった。軒下野宿の許可をもらい外に出たがどうも天気が怪しい。山荘には管理人さんがいらっしゃったので天気のことを聞きに行く。

一人だけお客さんがいた。話していると、天気悪いからこの廊下になら寝ていいよ、外はやめておきな。と言っていただく。

お金を払って泊まっている人がいるのにそんなことをしては申し訳が立たないとお断りするが、そのお客さんも一緒になって建物のなかで寝ろという。ここでもまたお言葉に甘えさせていただくことにした。

3人で夜まで雑談だ。
学生だよね、今どうなの?と聞かれたので細かく色々大学の制度やコロナ禍で置かれている状況を説明していると、お客さんだった男性が一言、「うんうん、確かに文科省がそういってるからねー。」
ん???なんか詳しいぞ。さらに

「大阪で外国語だったら○○大(私の大学)?秋から××キャンパス(私の通うキャンパス)で講師頼まれてるよ。普段は神大で教えてるんだけどね。」

なんやなんや!先生やんか!えらそうに大学の話していた自分が恥ずかしいじゃないか。最初言ってくれよ。しかもうちの大学で教えるとは世の中本当に狭いものである。

途端に背筋が伸びてしまう。万年低成績で進級してきた私の生理的反応である。先生には弱い。

さて明日は登れるかな。

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