【六甲山】地獄谷は本当の地獄だった

鉛になまったからだを少しでも使い物になるようにするために六甲山にお散歩登山に行ってきた。来週は谷川岳だ。

登り

9:00 芦屋川駅発

特に述べることもないふっっつうううのハイキング。
高座の滝と風吹き岩を経由して頂上に至るルートのピストンだ。

今にも耐えられなくなって水を落としそうな雲が空を覆っている。雨前のせいか蒸し暑くて汗がドバドバ出る。

カエルちゃん

風吹き岩までの尾根からは岩が良く見える。樹木がなくごつごつした岩肌がむき出しになっている。

風吹き岩。
架線か何かの工事中で上には登れなかった。入ろうと思えばか入れるのだが、番人ならぬ番猫が見張っていたのでやめておいた。

週末なので人が多い。トレラン勢もたくさんいて道を譲る。

砂防ダムをわたりもうそろそろ頂上。

頂上に着くときは、どの山もわくわくするものだが、六甲山頂の前には道路が走っていてそこを通る車の音を聞くとなんだか萎えてしまう。誰が悪いわけでもないのだが。僕も自転車でお世話になってるし。

下り

少し軽食を取って下山開始。

問題なく下っていく。

風吹き岩を過ぎたあたりで道を間違えた。
本来左に折れる道を直進してしまったのだ。すぐに間違えたことに気づいてヤマップを確認した。すると「地獄谷」の文字。ヤマップ上では点線で記されているルートだ。
しかし、正常性バイアスが人一倍かかりやすい男こと僕は、まあいけるやろ、名前きいたことあるし、友達も行ったことあるって言いよったしな、とそのまま進むことにしてしまった。

地獄谷

始めて通る道で少し緊張していた。
しかし、六甲の岩がこんなに魅力的で不思議な姿をしているとは知らなかった。砂岩というのだろうか。触るとザラザラ崩れる岩質で、人が通った後がきれいな道になっている。しかも道は一本ではなく岩の上を何本ものルートがあってまるで迷路のようだ。

途中でザアッと雨が降ってきたが、特に問題なく岩を楽しみながら下って行った。

少し話を盛ってしまった。楽しかったのは楽しかったが、相方いわく、顔が引きつっていてめちゃくちゃ不安そうだった、とのことだ。うん、感情が出やすいタイプなんだな。

岩のパートを下り終えると小さな沢にでる。これを下流に下れば高座の滝近くの一般登山道に合流する。

下に都会が広がっているのが不思議な気分

しかしこの沢がそんなに甘いものではなかった。てっきり小さくても登山道があるのだろうと思っていた僕の超楽観的な願いは早々にして打ち砕かれ、道は藪に消えた。

のこるのは、沢だけだ。こんなことになろうとは想像もしていなかった。

最初からこのルートを登るつもりで準備していればここまで絶望することはなかったのだろうが、一般登山道と思い込んでいた身としてはかなりきつい。

雨が降っていたが幸い増水の気配はなかった。ただ、早くおりて危険を回避するに越したことはない。

沢の水の多い部分は下りられないので、横の崖をトラバースする。確実に獣道で湿った葉っぱが良く滑る。落ちたら骨折ではすまなさそうだ。

ふと数年前の無人島キャンプを思い出した。あの時も島一周探検にでて、断崖と海い挟まれて遭難しかけたのだ。あの時と違って知識も経験も増えたはずなのに全く同じような状況に陥るとは本当に情けない。

ただ反省をしたところで帰れるわけではないので、何とかこの場を切り抜けようと必死だった。

不幸中の幸いは、沢を下るルート一本なので道に迷いにくいこと、沢が増水していなかったことだった。

最後は沢の岩をぴょんぴょんわたって何とか一般登山道にたどり着いた。

本気で安心したと同時に早速笑えてきた。久しぶりに不安と恐怖で押しつぶされそうになったあの感情は決して心地のいいものではないが、絶対に無傷で帰るぞというギラギラな感情も湧いてくるので嫌いではない。よく言われる「追い込まれて初めて生を実感する」というやつだ。

16:45芦屋川着 予定より2時間以上遅れてしまった。

なんにせよ無事帰ってこられてよかった。

まとめ・反省

・登山中にヘンな気を起こさない。
・危ないことをやりたいならちゃんと準備していく。
・引き返すべきところで引き返す。

次はしっかり楽しめたらいいなぁ

コメント

タイトルとURLをコピーしました