【大山】ダイセン・ドリーム・ザ・ライド

USJの営業再開が遠い都会の世界を騒がしているようだが、こちらは相も変わらず僕らにとってのテーマパークに飛び出していく。

今回は自走大山。ダイドリだ。

大阪は北摂から鳥取県大山を目指す。あわよくば出雲まで行こうという魂胆だ。

for 大山

目的地は大山夏山登山口。大山で最も一般的な登山口で大山寺やスキー場もある観光と登山の中心地だ。広い駐車場もあるので車で行くにもちょうどいい。

7日日曜日午後8時大阪発。

街を抜けるまでは大きな道が続くのでテンションも低い。
危ない道は嫌いだ。

猪名川をわたり宝塚を通る。武庫川を渡れば三田市に入る。
正直こっち方面には来たことがなかったのでここまででもすごく遠くに来た気分になる。21時ごろ三田の手前の国道沿いジョイフルで晩飯を食らう。

高校時代を思い出す。ジョイフルで勉強、略してジョイ勉という言葉もあった。
ここまで20kmまだまだ先は長い。

ここからは高速道路沿いの下道が多くなる。注意しないといけないのは、グーグルマップのクソが未舗装路を指定してくることだ。地図上で道幅を見極めて危なそうなところは迂回する。

一度、人の使っている気配のない竹林を通った。ただでさえ夜で怖いのにそんな場所を走らないといけないのは気が重い。早く抜け出したくて必死で自転車を漕いだ。正直今回で一番緊張した。おお怖い。
ファンタジーや物の怪の類は信じない派なのだが、ここまで怖がっているということはやはりどこかでそういったものの存在を信じてしまっているということか。おめでたい頭だ。

夜の道に特筆すべきことはない。あえて言えば昼に走ったら気持ちが良いだろうなと想像せずにはいられないよく舗装された道と月に輝く田んぼの水面が美しいことくらいだろうか。

十分じゃないか。

午前一時。パンク。ケチで同じタイヤとチューブを使い続けているので修理には慣れている。10分後には出発。良い休憩になったと言い訳する。

午前2時半宍粟市にはいる。読み方は「しそう」だ。
区切り良くここが100km
休憩したら猛烈な眠気が襲ってきたのでセブンの駐車場で30分の仮眠。体育座りの怪しい男、店員さんごめんなさい、すぐ出ますので。

起きて出発。一番冷え込む時間で歯をガチガチいわせながら自転車を漕ぐ。寝て体温が下がったのもあるだろうけど。寒い夜というのは本当に耐えがたい。
初めて北アルプスに登った時
「『夏』山やろwなんで防寒着なんかいるんやww」となめてかかって凍え死にそうになったあの夏を思い出す。全く経験から学ぶ気配がない。

4時ごろに空が明るくなってきた。大きな峠を超えて長い長い下り坂が始まった。いわゆる日本の原風景といわれそうな山間の川と水田のあいだをビュンッと進む。

明るくなると冷たい空気も気持ちが良く感じる。暗闇というものはつくづくネガティブな感情しか与えてくれないものだな。ヒトが昼行性なのを身をもって実感する。

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