スペインを歩く2  サンティアゴ巡礼  晴天のナバラ

旅行

4日目から6日目  ログローニョまで

最初から読んだらわかりやすいよ スペインを歩く1 

●4日目 2018.2.25

前日に引き続きむちゃくちゃに、むちゃくちゃに晴れ。暑い

ただ、前日の夜から右足のアキレス腱あたりに痛みがあり序盤は足を引きずりながら歩くことになった。

とてつもなくしんどかったが、歩かないことには終わらないので行くしかないと思いこんでいたのだ。まだ「休む」という概念を知らないころの僕である。

峠に向かう田舎道。天気の良い日曜日ということもあり地元の人たちもたくさん巡礼路にいました。1日だけの行程で荷物の軽い彼らははやい、はやい、、、100人以上に抜かれた。

さっさと目的地についてビール飲みにバルに入るんだろうな。スペイン人だもんな。

道は見晴らしの良い原っぱの中を歩く気持ちの良い道だった。少し大きめの丘を一つ越えた。頂上には巡礼者の像(?)モニュメント(?)がたっており写真ポイントになっていて人がたかっていた。
もちろん僕も例外ではなく。

丘を下って少し歩くと今日のゴールだ。

到着した。
今日の町プエンテラレイナは、女王の橋の意味でその名の通り昔スペイン女王が巡礼者のために橋をかけたことが町の由来となっている。

旧市街の小さなお店に買い物に行った。そこが地元の子供達のたまり場のようになっていて、小さい頃の駄菓子屋を思い出した。
たかだか10年前の話だけど。

子供たちの笑い声がとても微笑ましかった。

アルベルゲはとても良かった。芝生の庭と広い共有スペースでみんなで過ごす時間が最高。
まだこの辺りは巡礼者も少なくアルベルゲをかなり自由に使えていた。し、宿の管理人の愛想が良くて居心地が良い。

巡礼者が書いていく宿のノートに、アントニオ猪木引退時のあの有名な文言を見つけた。

この道をゆけばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ 行けばわかるさ。

そんまんまじゃないか。今我々がやっていることそのまま言ってるじゃないか。
やるなあ、猪木。

感謝祭の1ヶ月前の日曜日、ということで宿の管理人から子豚の丸焼きとブッシュドノエルの差し入れがありました。なかなかパンチがきいている顔をしてました、子豚。

晩御飯は韓国人のお友達が作ってくれました。美味しかったです。歩くときは1人でも、1日が終わったらみんなと一緒に食卓を囲む、というギャップもまた魅力の一つでしょう。

最近はカトリックの多さなどからサンティアゴ巡礼には非常に多くの韓国人がいます。やはりアジアの何かがあるのでしょうか、仲良くなるんですね、これが。

距離 23km    時間 5:50

●5日目 2018.2.26

天気、晴れ。雲ひとつない青空とはまさにこのこと。
冬の八ヶ岳の晴れくらいの青。

前日に引き続きとても気持ちのいい日だった。 巡礼中いたるところにある道案内板。とっても役に立つ。

エステージャまでの約20km、距離的にも楽で高低差もほとんどない。
今回の巡礼の中で一番好きな日ランキング上位(僕調べ)に確実に入ってくる。

この巡礼路はスペインの西と東をつなぐ幹線道路とほぼ同じ道を進んでいくので、途中何度も大きな道を渡ったり、高速道路の下をくぐったりする。
そういったときにトラックの運ちゃんがクラクションを鳴らして手を振って応援してくれるのはとても嬉しい。

もともと昔からある都市間の道路が巡礼路として使われていたのだから、現代の幹線道路と巡礼路が近くにあるのは当たり前ではあるんだけどね。

巡礼路には道しるべのために黄色の矢印や看板などで道を知らせてくれるのだが、この日はエステージャまでの看板で僕の誕生日を見つけたので思わず写真撮ってしまった。

エステージャ。好きです。ちょうどいい街の大きさ。カフェが3、4軒にスーパーが2軒ほど、少し活気があってワクワクする。

漫画屋さんがあって日本の漫画がたくさん置いてありびっくりした。

ここナバラ州はでは、ドラゴンボールのアニメが放映されているらしくて、しかも超人気、っていうのはお店の人の話。

こんな角度の橋ある??みたいな急勾配の橋も。風情。アルベルゲがある通りと街の中心地を繋いでくれてるんやけどなんせ歩きにくい。

急こう配橋

アルベルゲ、好きなアルベルゲの一つだ。ナバラ州のアルベルゲは基本好き。雰囲気がゆったりしていて、広いキッチンと中庭、部屋は光がたくさん入ってきてむちゃくちゃ気持ちがいい。

一番仲良くなったエリン姉さんは美術の先生で絵(だけ)日記を書いている

夜ご飯は前日のお返しで日本人コンビ(どこで会ったかは忘れたおっちゃんと)でオムライスを作ってみんなと食べた。幸せな夜やった。

距離 22km  時間 6:30

●6日目 2018.2.27

この日も晴れ。とても晴れ。語彙力のなくなる晴れ。

エリン姉さんがくれた軟膏のおかげでとても足の調子が良い。
すいすい歩ける。

この頃から10kmを2時間ちょうどで歩けるようになりペースが安定しだして「1時間で5kmちょうど歩けるかゲーム」を開催することができるようになった。
そして5kmごとにジャケットのポケットに入れているオレンジを食べる。自然とルーティーンが出来上がった。

エステージャにはワインの出る水道があったらしいが、下調べほぼ0で歩いている僕は見事にスルー。2週間後くらいに知って後悔した。ので、何も感想が書けない。

まさか、この日が巡礼最長の日になるとは思っていなかったろう、朝の僕。

道はシンプルな田舎道、景色は一面原っぱ、見晴らしがとても良くて楽しかった、面白い形の山があったので写真撮ってみた。

道中でここからサンティアゴまでずっとお世話になるストックを拾った。あった方がない時の1.7倍くらい(当社比)軽く歩くことができる気がするんだなこれが。

今まで使ったことなかったけど、日本でもストック信者になりそう。

この日は周りにたくさん仲間がいたので気楽だった。途中の村でヤギとガチョウと鶏に絡まれる。かわいい。仲間と合流しておしゃべり休憩。

先を進むコリアンガール
最終日まで抜きつ抜かれつのお友達

最初はエステージャから17kmほどのトレスデルリオ(Torres Del Río  rreとRiは巻き舌です。) で泊まる予定やったんやけど、公営アルベルゲが開いてない事態。

10€の私営のものしかなく諦めて先に進むことにした。高いのよ。
5€で泊まりたい!という意見でエリン姉さんと一致して、次の街ビアナまで10km歩き始めた。

2時間後。着いた。ビアナ。宿、閉まってた。


絶望。


エリン姉さんもショックを隠しきれん様子。

だが歩かないと終わらない。逆にエンジンがかかってログローニョまでもう10km歩ききった。しんどくてほぼ記憶にない。

シーズンは夏なので12月~3月までは締まっているアルベルゲが多い(特に公営

アプリや巡礼事務所でもらえる営業情報を事前に確認しておく

さて、街が見えたときの安堵感はものすごいもので。

そしていつのまにかナバラ州からラリオハ州に入っていたようです。あのラリオハです。リオハワインのリオハです。

ログローニョ(ラリオハ州州都)は、 パンプローナ(ナバラ州州都)より大きな街だった。

アルベルゲに直行してぶっ倒れたのであまり街の観光はできんかったけど広場があったり大きなスーパーがあったり便利な街やった。

川の近くに大聖堂が建っていてその近くにアルベルゲがあった。10€をケチって歩いた割に7€の宿代という、なんとも微妙な結果に終わってしまった。

ただ、嬉しいこともあって、初日以来別れていた何人かの仲間と再会を果たした。疲れが少しだけとれた。すこしだけ。。

夜は彼らの別の仲間の誕生日パーティに参加させてもらってご飯もつくってもらった。ご馳走さまです!

いやーーーー、疲れた!

距離 47km   時間 10:00

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